auのiPhone4SをSIMロック解除して、格安SIMで3日間使ってみた


auのiPhone4SをSIMロック解除して、格安SIMで3日間使ってみた

以前、auが販売していたiPhone4SをSIMロック解除アダプタ 1でSIMフリー化して、ソフトバンクのスマホ用SIMカード 2が使えるようにした記事を書いたことがある。

そして4年後の2016年1月末。auにMNPしてから、メインでずっと使っていたAndroidのスマホ(AQUOS PHONE SERIE SHL23)を壊してしまった

旅行数日前でスマホが必要だったので、急きょiOS9.2対応のSIMロック解除アダプタを使ってiPhone4SをSIMフリー化して、mineoのDプラン シングルタイプ(DOCOMO回線系データ通信専用)SIMを差し込み、3日間使ってみた。

ブログのネタ用に用意していたが、使うついでに実用性も検証することにした

なおこの記事を書いている段階で、iOS9.2.1がリリースされたが、SIMカードはしっかり認識できた。

なお真似する際は、自己責任でお願いします

お使いのiPhone4SやSIMカードが破壊される恐れがあります

実はすでにmineoのコミュニティフォーラム「マイネ王」で、docomo回線を使うDプランでの成功例が、いくつか報告されている3

iPhone4SとmineoのSIMとSIMロック解除アダプタ
iPhone4SとmineoSIMとSIMロック解除アダプタ

今回わたしが使ったSIMロック解除アダプタは、kamiikedai1-24-8さんが出品されている物を使った。ちなみに注文してから、土日を挟んで一週間ほどで到着した。

au版iPhone4SのSIMフリー化は、OSがiOS9.2にアップグレードされているが、前回やった時とほとんど同じである。ただ今回はあらかじめMicroSIMサイズのSIMを注文していたので、SIMカードの加工は不要だ。

SIMロック解除をするのに必要なSIMカード
SIMロック解除をするのに必要なSIMカード

こちらを参考に、以下の手順に従ってセットアップする。

  1. 付属の「GPP」と書かれたSIMカードをアダプタにセットして、iPhone4Sに挿入
  2. 数秒後にキャリアを選択する画面が表示されるので、3秒以内に「JP KDDI」を選択
  3. 「電源を落としてSIMカードを取り替えろ」と英語のメッセージが出るので、了解かキャンセルをタップ。電源ボタンを長押しして、iPhone4Sの電源を切る
  4. シャットダウンしたiPhone4SからSIMアダプタを取り出して、mineo DプランのSIMカードに差し替える。
  5. 電源を入れると、うまくいけば「検索中…」と左上に表示され、しばらくすると「○○○○○ NTT DOCOMO」と表示される。(私の場合)
  6. 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信ネットワーク」→「モバイルデータ通信」の項目で、APN設定を済ませる
APN mineo-d.jp
ユーザ名 mineo@k-opti.com
パスワード mineo
mineo接続成功
mineo接続成功

マイネ王に寄せられた報告によると、iPhone5S/5CのAプラン用プロファイルが流用できるらしい。だが私はSIMロック解除アダプタの説明通り、iPhone4S本体のAPN設定を利用した。

その後、無事に電波を拾ったらしく、「確認くん」で見てみると、確かにmineo回線でネットがつながっていることがわかった。

なお、このようなSIMロック解除アダプタにはSIMカードとの相性があるらしく、製造番号が「AX」から始まるDOCOMO系の格安SIMだと認識しない場合があるらしい。私のSIMカードもAXから始まるSIMカードだったが、この解除アダプタでは無事に認識できた。

ちなみに、あとでiPhone5S/5CのAプラン用プロファイルを導入したところ、テザリングが使えるようになった。APNの設定をした同じ画面の下にある「インターネット共有」で、先ほどと同じようにmineoの設定を行い、ひとつ前の「モバイル通信ネットワーク」で「インターネット共有」をタップして、有効にすれば、「Wifi/Bluethooth」または「USB」経由でのテザリングができるようになる。

スマホとして本格的に使う前に

mineo Dプラン シングルタイプは、「データ通信専用SIMである。だから携帯電話回線による音声通話はできない4

またドコモやソフトバンク、auが提供しているキャリアメールはもちろん使えない。ちなみに私は申し込まなかったが、契約時にSMSを使うかどうか決められる。

これから旅行へ行くのに、電話やメールが使えないと、家族との連絡で困る

そこで電話は050Plusを使い、メールはmineoのメールサービスを利用した。なお時間がなかったので契約はしなかったが、mineoユーザの場合LaLa Call」が無料で使える

アドレス帳は、Gmailのアドレス帳を流用した。「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントの追加」でGoogleを選ぶとアカウント情報を入力してログインしたあと「連絡先」で設定できる。

実際に使ってみた

結論からいうと、なんとか使えた

自宅にて計測した結果(2回目)
自宅にて計測した結果(2回目)

LTEが使えないためFOMAしか使えないのか、SpeedTestを使って自宅で測ったところ、

  • 一回目…約300kbps
  • 二回目…1.24Mbps

という結果になった。

また旅行で、秋葉原などへ持って行ったが、回線が不通になることがしばしばあった。

電波表示が「○○○○○ NTT DOCOMO」から変化しないため、電波が弱いせいかのかどうか分からない。

どこのDocomo回線系MVNO業者かは忘れたが、SIMフリー版iPhone4Sでは、SMS機能付きSIMだと電波が正常に表示される可能性があるらしい。mineoもSMS付きだとそうなのだろうか?

ただ幸い回線が繋がっている事が多く、メールぐらいは時々手動更新で受信させれば無事にやりとりできた。

ちなみに電波表示の出ないせいで若干ストレス気味だった私は、IOSYS秋葉原裏通り店で中古のモバイルルーターを買い、滞在先のホテルでSIM交換をした。

Atewrm MR03LNという機種だが、正常にLTEの電波を拾ってアンテナ強度を表示してくれた。

LTEの高速回線で、帰りは非常に快適なネットができて嬉しかった。

それと気になったことがもう一つ。世代的にかなり古いせいか、safariの表示にとても時間がかかった。メインのsafariよりサブのChromeのほうが、表示が早いことがしばしばあった。移動しながらではなく、その場で静止している状態なのにである。

ブログの記事が長くなったので、まとめは後日。

Notes:

  1. 通称、SIM下駄
  2. 当時は水色SIMと呼ばれていた
  3. au回線を使うSIMの場合、調べてみたところLTEのみ対応になるらしく、3G回線しか対応していないiPhone4Sや古いスマホでは使えないようだ。
  4. ちなみに割り当てられた電話番号に電話してみると、「データ通信専用となっており、音声によるご利用はできません」と切られる。